
私はベトナム料理店を持っていた時期は、約5年間、それこそ毎日アオザイを着ていました。あれだけ体にフィットしているのだからさぞかしきつくて疲れるだろうと思われることでしょう。ところが実際にはそんなことはありません。
確かに普通の服よりはきつめかもしれません。しかし、自然と姿勢が良くなり(姿勢悪くできない!)、お腹も背中もしっかり伸びてきつさは全く感じません。
そして、もう一つの利点は何といってもサイズが変わったらすぐわかるということです。太っても、勿論やせてもすぐに気がつきます。体重計にのるまでもありません。
ですから、常に意識していられるのです。
これって、女性にとってはとても良いことだと思うのですが…
私は家の中で一人でいるときにも時々着ています。何となく気分も(体も)引き締まる気がするのです。(新手のダイエット法して友人たちに広めようとしているのですが、今のところ誰も乗ってきてくれません…)
で、ベトナム女性。
アオザイのおかげかどうかはわかりませんが、やはりやせています。普段はあまり姿勢の良くない女の子でも、アオザイを着ると背筋が伸び途端に美しく見えます。身のこなしも優雅でちょっと見とれてしまう程。
観光客の外国人男性が釘付けになってしまうのもわかります。
一方で日本人女性がベトナムでアオザイを仕立て、来ているのも何度も見ていますが、それはもう、後姿で日本人とわかります。体の大きさや(日本人の方が一回り大きい)、髪の色(ベトナム人は基本的に黒髪)だけでなく、姿勢と歩き方が違うからです。猫背気味で、足を引きずるように歩く女性が多いので何となく美しく見えないのが残念!本当は小柄なベトナム女性(ほとんどは150cmぐらい)より、背の高い(ベストは160~163㎝だそう)日本女性の方がスタイルが良いはずですので、皆様もアオザイを着るときにはせいぜい背筋を伸ばして着るようにしてください。そうすれば間違いなく美しく見えます。




ベトナム航空や、空港内、銀行、ホテル、レストランなど外国人のよく行く場所ではやはりよくアオザイが制服になっています。
その他で有名なのは女学生の白いアオザイでしょう。
あの白いアオザイは正確に言えば制服ではなくて、個々に布やデザインを選んでいるようです。ですから、同じ白でもそれぞれ微妙にニュアンスが違います。
学生でもなければ、仕事で着るわけでもない人たちはいつ着ているのかというと、ちょっとしたレストランで食事とか、パーティとか、おしゃれ着として着ていることが多いようです。
あと、意外なことですがアオザイを持っていない女性も時々見かけます。経済的な理由で作れない人もいれば(やはり普通の服よりは高い)、「きついから着たくない」という人もいるのでその辺りは日本の着物に似ているかもしれません。